エナメル質形成不全でもホワイトニングで歯を白くできる?



エナメル質形成不全症という症状をご存知でしょうか。
生まれつき、または育っている過程で栄養不足など何らかの原因で歯を構成するエナメル質がうまく作られないことによる病気です。

今回はエナメル質形成不全症でホワイトニングができるのかについてご説明します。

エナメル質形成不全症とは?

歯を構成しているのは、外側からエナメル質、象牙質、神経からなります。
最も外側にあるエナメル質は、ダイアモンドでないと削ることができないくらい、とても硬い物質です。

また、エナメル質には神経が通っていないので、エナメル質だけの虫歯では全く痛みを感じませんし、歯を削っても痛いことはありません。

エナメル質形成不全症とは、このエナメル質の形成過程がうまくいかないために、歯がもろくなったり、虫歯になりやすかったり、また歯の色が不自然な色(一部分だけ白くなっていたり、変色している)だったりします。

この原因は、母親のお腹にいるときや幼少期の栄養状態や薬の影響などが考えられています。

エナメル質形成不全症でホワイトニングは可能?

エナメル質形成不全症では、普通の生活ではあまり不便を感じないのですが、(虫歯には気をつける必要はあります)歯の色が変色していることを気にされる方が多いです。

このため、ホワイトニングで歯を白くしたいと来られる方が多いのですが、実はエナメル質形成不全症ではホワイトニングをすることができません。

なぜかというと、歯が脆いため、ホワイトニングの薬剤が神経に影響してしまう可能性があることと、ホワイトニングだけでは歯の色を白く美しくすることができないからです。

ゆえに、エナメル質形成不全症では、主にセラミック治療による変色改善が推奨されています。
エナメル質形成不全症は、非常に珍しい症状なので、歯科医師が頻繁に遭遇するケースではありません。

治療を行う場合には、詳しい歯科医院で行われることをおすすめいたします。


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