日本人にはなぜ歯の黄ばみが多いのか?



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ホワイトニングを希望する人のほとんどが、「私は歯の黄ばみが気になっているのです」とおっしゃられます。

実は、日本人の多くが歯の黄ばみが強く、歯が白くない方がほとんどなのです。

かといって、外国の方をみると、ホワイトニングをしていないのに歯が白く美しい方が多いですよね。

なぜ日本人には歯の黄ばみが多いのでしょうか?

歯が黄ばむ理由

歯の黄ばみには、歯の構造的な原因があります。

歯は、外側からエナメル質・象牙質(セメント質)・神経の順に並んでいます。

エナメル質はハイドロキシアパタイト結晶でできており、透明でとても硬い構造をしています。ダイアモンドの刃でないと削れないほどです。また、エナメル質には神経が通っていないので、エナメル質に限曲した虫歯であれば、痛みを感じることは一切ありません。

一方、象牙質は象牙細管という無数の細い細管が通っており、その細管が神経近くまで通っています。外部から刺激がくると、象牙細管の中で水分が動き、神経に刺激が伝達されて痛みを感じるシステム(動水力学説)があるため、象牙質に刺激がくるとしみや痛みを感じます。知覚過敏や虫歯の痛みは象牙質に刺激がいっているからです。

また、象牙質はやわらかい構造をしており、もともと黄ばみがあります。歯の黄ばみは、実はこの象牙質の色が透き通ってみえているのです。

日本人に歯の黄ばみが多い理由

それでは、なぜ日本人に歯の黄ばみが多いのでしょうか?

それは、歯の形成過程でのエナメル質の発達過程に関係があるようです。一般的に、欧米の方のエナメル質は分厚く、立派な形をしています。一方、日本人の歯はエナメル質が若干薄い方が多い傾向にあります。これは、日々外国人の診療をしている当院でも、外国人と日本人のエナメル質の違いを経験上感じています。

なぜこのようにエナメル質の発達に差がでてくるかというと、それは飲料水や食生活に関連がありそうです。アメリカでは水道水にフッ素化合物が添加されている地域が多く、フッ素化合物はエナメル質を強化します。日本では、水道水には添加されていません。(フッ素化合物の水道水添加については、賛否両論ありますので、一概に良いともいえません。)

人種的な差と、このような環境的な差からエナメル質の形成の違いがでてくるものと思われます。

日本人は、人種的にも環境的にも歯の黄ばみになりやすい傾向にあるようです。


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