子どもの歯の黄ばみ・着色【口呼吸の原因・症状・予防法】



こんにちは、大阪淀屋橋にあるホワイトニングの老舗歯科医院、河野歯科医院です。

大人の方の歯のホワイトニングは身だしなみの一つとしてかなり定着してきましたね。
会社員の方では歯が黄ばんでいたり、歯並びが悪くかったりすると、今後アメリカのように会社内の昇進評価にも響いてくるかもしれません。

営業職では、歯を白くするだけで、第一印象の好感度がアップし、クライアントとの契約率が上がったというお話もよくお聞きします。

さて、今回は、お子様をお持ちの親御様からよく質問がある、「子どもの歯の黄ばみ」と「口呼吸」についての話です。

子どもの歯の黄ばみと口呼吸について歯科医師がご説明します。

子どもの歯の黄ばみが気になる!着色する理由

子どもの虫歯予防にはフッ素が有名ですが、しっかり歯磨きをしていても子どもの歯が着色して黄ばんでくることを気にしている親御さんが多くいらっしゃいます。

子どもの歯が黄ばむ原因は、ズバリお茶やカレーなどの着色成分(ステイン)が歯に沈着することが原因ですが、同じ子どもでも着色しやすい子と着色しにくい子がいます。それはなぜなのでしょうか?

実は、子どもの歯が黄ばみやすくなるには、ある原因があります。

それは、「口呼吸」です。

近年、鼻呼吸ではなく口呼吸をする子どもが急増しているのをご存知ですか?

本来、鼻呼吸で口元を閉じているのが正しい人間の呼吸の仕方です。
口元を閉じていると、口の中が唾液で湿っており、唾液の自浄作用によって食べかすや汚れを洗い流し、殺菌成分によって虫歯予防になります。

しかし、口呼吸をしていると、口を開けたままなので口の中がカラカラに乾き、唾液分泌の量が減ります。
そうすると、唾液の自浄作用が少なくなり、食べかすや汚れがそのまま歯に付着したままになり、歯が着色してしまう原因になります。また、虫歯にもなりやすくなります。

口呼吸は病気にもかかりやすくなる!

口呼吸の恐ろしさはそれだけではありません。

本来、鼻呼吸では外部からのウイルスや細菌を含む空気を鼻道の中で鼻毛が守ってくれており、鼻の中で湿潤しながら気管支→肺へと入っていきます。鼻の中を通る事により、感染から守り、外の冷たい空気を温めて適温にして体が守られているのです。

しかし、口呼吸をしていると、外部からのウイルスや細菌を含む空気がそのまま直接気管支→肺へと侵入してしまいます。口の中も唾液が出ず乾いているので、感染に弱くなります。

その結果、インフルエンザや風邪などにかかりやすい子になってしまいます。

口呼吸は成績が落ち、頭の悪い子になりやすい

さらに、口呼吸をしていると、研究により前頭葉の活動が休まらず、慢性的に脳の疲労状態に陥ることがわかっています。睡眠障害にもなりやすく、集中力が続かない子になります。
その結果、成績が落ち、頭が悪くなりやすいと警告されています。

よく、慢性的に鼻の病気を持つ子ども(副鼻腔炎など)は口呼吸なのですが、お口をポカンといつもあけていて、学校の授業に集中しづらいという子どもが多くいます。しかし、鼻の手術を受けて口呼吸から鼻呼吸ができるようになると、驚くほど集中でき成績も回復していったというケースがあります。

口呼吸になってしまうのはなぜ?口呼吸になる理由

それでは、子どもが口呼吸になってしまうのはなぜでしょう?
近年、子どもの口呼吸が増加しているのには理由があります。

それは、子どもの唇周りや舌の筋肉が低下しているからです。

口周りの筋肉が低下していると、唇を閉じている事ができずに、自然に口が開いて口呼吸になってしまうのです。

驚かれるかもしれませんが、幼稚園児でろうそくをうまく吹き消す事ができない子どもが、近年急増しているのです!これは、唇周りの筋力が落ちている証拠です。

では、なぜ唇周りの筋力が落ちてしまうのでしょうか?

ろうそくを吹き消す体験が足りないからでしょうか?(笑)

子どもの口周りの筋力が落ちている原因は、離乳食〜幼児食のあげ方にあります!

子どもの口周りの筋力が落ちている原因は、ろうそくを吹き消す体験が足りないからでは有りません(笑)
(もちろん、そういった体験は減っているかもしれませんが・・。)

実は、原因は離乳食〜幼児食のあげ方にあります。

近年、たまごクラブやひよこクラブなどで、新米ママたちに「離乳食は何にすればよいか」「いつから開始すべきか」という内容はたくさん情報が掲載されてきました。しかし、肝心の「どのように離乳食をあげればよいのか」ということに関しては、全く正しい情報が掲載されていません。

離乳食とは、単にミルク、母乳から大人食への移行期ではありません。
離乳食は、正しい食べ物の補食の仕方を体で学ぶ時期です。

つまり、離乳食の時期に、おっぱいを吸う行動から、食べ物を唇で補食するやり方を覚えなければならないということです。

そのためには、親はスプーンで離乳食をあげるとき、子どもが唇の力をつかって食べるように心がけてあげないといけないのです。

例えば、以下のような離乳食のあげ方はNGです!

1)スプーンごと、子どもの口の中に放り込む

2)食べやすいように、小さくして丸飲みさせてあげる

3)早くご飯を済ませたいから、口の中に食べ物があるのにどんどんあげる

いかがでしょうか?3に関しては、「まあ、そうだよね」と思うかもしれませんが、1に関しては「何がいけないの?」と思う親御さんもいらっしゃるかもしれません。

正しい離乳食のあげ方は、スプーンをいきなり口の中にいれるのではなく、いったん下の唇の上に少し触れ、赤ちゃんのほうからスプーンを唇でとりにきて食べるようにさせることです。
これにより、口輪筋が鍛えられるようになります。

口呼吸を予防するには、離乳食のあげ方と口輪筋を鍛えること

以上のように、口呼吸を予防するには、乳幼児期には「スプーンを突っ込まず、唇で補食させること」に意識して離乳食をあげてください。

幼児食に移行してくれば、正しい唇の動かし方が身に付いてきます。
食べやすいように小さく切る必要はなく、ざっくりと(大人よりやや小さいくらい程度)野菜を切るようにし、よく噛まないと食べきられないようにしましょう。

こうして、顎をよく使うようにします。これは、将来永久歯に生え変わる際に、スペースができるように下顎を発達させる必要があるからです。

近年、子どもの歯並びが悪く、矯正が必要な子が急増しているのは、幼児期にやわらかい食事メニューばかりの生活のせいで、噛まずに下顎が発達していないからです。

現在、小学生以上ですでに下あごも未発達で、口呼吸で困っている場合は、唇のトレーニングが口呼吸を改善するカギになります。

大人の場合はパタカラ、子どもの場合は風船をふくらます、あいうべ体操、口テープをはるなどの専門グッズの活用などがあります。赤ちゃんの場合は予防のために0歳代ならおしゃぶりをくわえさせるのもよいでしょう。

以上、子どもの歯の黄ばみの話から、口呼吸の原因・症状・予防法までお話しました。親御さんの参考になれば幸いです。


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