歯のクリーニングは保険適用になりますか?



歯のクリーニングを希望する方が増えています。

虫歯や歯周病予防として歯のクリーニングを行うことは、お口の健康だけでなく体全体の健康につながりますので、とても良い事です。

日本では定期検診の受診率が10%にも満たないですが、スウェーデンなど海外先進国では定期的に歯のクリーニングを受ける方は国民の8割以上と非常に高い受診率を誇っています。

今回は、歯のクリーニングが保険適用になるかどうかについてご説明しましょう。

保険適用になるのは、治療行為だけという現実

実は、国民健康保険の適用になるのは、治療行為だけという決まりがあります。

普通分娩(出産)が健康保険の適用にならないのと同じように、病気を治療する目的ではない医療行為は保険適用にならないのが現状です。

また、歯科治療では「必要最低限の治療さえカバーすればよい」というのが厚生労働省の考えですので、品質の高い治療は「お金持ちがすればよい」と考えられ、インプラントやセラミック治療は健康保険の対象になっていません。

例えば、歯科治療でいえば次のような診療が健康保険の適用になりません。

・歯のホワイトニング
・矯正治療(先天性疾患の治療や外科矯正など特殊なものをのぞく)
・インプラント
・セラミック治療

そして、同じく、歯のクリーニングも通常健康保険の対象になりません。

健康保険で歯の掃除をしてもらったことがあるんだけど・・?

もしかすると、健康保険内で歯の掃除をしてもらったという経験がある方がおられるかもしれません。

歯科衛生士さんが「歯のお掃除をしますね〜」といって、水を出しながら歯を掃除したり、主用のスケーラーという器具で歯石をとったりするものです。

実は、この歯のお掃除は、歯のクリーニングと同じにみえて、実はやっていることと目的が全く違います。

歯のお掃除は、歯周病の治療という目的で、健康保険適用で行うことができるのですが、歯のクリーニングとは行う内容が全く違うのです。

健康保険の歯の掃除と自費治療の歯のクリーニングの違い

健康保険で行う歯の掃除は、短時間で歯石をとったり、歯周病菌を除去する目的で行われますので、歯を白くしたりツルツルにしたりといった行為は行われません。

歯石をとる器具を使うと、歯の表面がザラザラになり、かえって着色しやすくなってしまうのですが、そのあとに歯の表面を専用の器具で磨くと、着色を予防することができます。しかし、この歯をツルツルに磨くものは健康保険の適用にならないので、歯の掃除では行われません。

しかも、歯のお掃除では「歯石を取り除くこと」「歯周病をなおすこと」が優先で行われるため、痛みを伴いますし、お口を快適にきれいに、という目的では行われません。

詳しくは歯のクリーニングに関するこちらの記事もご覧ください。


歯を白くしたいけれど、ホワイトニングまではちょっと・・という方へ

歯を白くしたいけれど、ホワイトニングはちょっと面倒だし・・と思われている方は、普段の歯磨き粉をホワイトニング用の歯磨き粉に変えられるのがおすすめです。

    
ホワイトニング歯磨き粉は数多く売られていますが、日本製の歯磨き粉は薬事法の関連で漂白成分が少なく、ほとんど白くならないので注意してください。中には詐欺まがいのものも売られていますので。

確実に白くなる効果が高いものは、アメリカ製のホワイトニング歯磨き粉を使用することです。中でもスーパースマイルが定番で、特にスーパースマイルアクセラレータは単体でもかなり白くなります。当院でもスタッフが使用していますし、お客様にもおすすめしているものです。
詳しくはこちらの記事も参考にしてください。